ぼくらの/鬼頭莫宏
臨海学校で知り合った13人の少年たちは、ある日、巨大ロボットに乗って怪獣を倒すことを義務づけられる。パイロットは1戦闘毎に1人選ばれ、戦闘が終われば死ぬ。怪獣に負けると地球は滅亡する。死ぬことが分かっていながら、自分の過ごしてきた日常を守るために戦うしかない少年たちが描かれる。
「なるたる」でもそうだったけど、物語の中心に小学生・中学生をおいて、表面には現れないけど、物語の奥からにじみ出てくるエロスとか恐怖とかが描かれているのが好きです。戦闘をする毎に仲間が一人ずつ減っていくというルールは残酷ですが、それまでを一生懸命生きようとしている姿がそれぞれかっこ良いと思う。
主役は小学生・中学生の集まりで、妙に大人びていてしかもロリコンに好まれそうな絵柄にも関わらず、精神的グロ表現が多い。
- 作者: 鬼頭莫宏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/06/30
- メディア: コミック
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