映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲

なんか、20代の自分にすらちょっとついていけないネタも多いので、
子供の見る映画じゃないと思う。

懐かしネタのわからない俺にとっての唯一の見所は、ヒロシが自分の靴のにおいを嗅いで「昔のにおい」から解放され、正気に戻るシーン。

ヒロシ少年が、田舎でお父さんの自転車の後ろに乗った時の映像から始まり、ちょっと成長して中学時代の春、同じ道で自転車の後ろに女の子を乗せ、その年の冬は自転車に一人…。

さらに成長したヒロシ少年は上京し、会社員になり、ミサエと会ってしんちゃんが産まれて家も建てて…。残業で疲れて帰りながらも、子供の笑顔に癒される…。臭くなった靴のにおいから、そんな幸せを思い出しヒロシは洗脳から逃れる。

ビール飲みながらだったからか、そのシーンには妙な気分になって泣いてしまった。
クレヨンしんちゃんなので笑いどころの方が多いですが、何気にひまわりに気を使ってるしんちゃんがかっこいい。