祖国とは国語/藤原正彦

作者は、「国家の品格」が話題になってますね。
エッセイで、自分の家族や仕事について書かれています。
数学者であり、国語教育の大切さ・国の品格についてイギリスを例に述べ、日本の教育への問題提起。経済的には衰退したイギリスが、なぜ世界的な発言力を持つのか?反対に日本は・・・。とか

前半はエッセイですが、後半は旧満州への家族旅行の内容。正直、旅行の内容はどうでもいいけど、第一次大戦頃の歴史の復習になって良いと思うよ。